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■わたしは長年、自分を口下手だと思わずに生きてきたけど（寧ろ多少口が上手いほうだと思っていたけど）、勘違いだった。わたしの話って、おそろしくつまらない。最近になって気づいた。
特に、仲のいい人と話してるときと仕事で営業トークをしてるとき以外の、社交辞令の人付き合いとかあんまり知らない人と雑談してるときのわたしの話はめちゃくちゃつまらない。リアクションとか、酷いレベルだそうだ。
恥ずかしくてしばらく口を開きたくない。

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当り散らしてる人間のかっこ悪さにげんなりした。
でもこれは、「あんたもこうならないようにいつも気を遣ってニコニコしてなさいよ」という指針だとしたら。それはそれでげんなりだと思った。

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自分にとって価値があるものを選び取って生きていかないともったいないと思う。簡単ではないけど。
自分を縛ってるどうでもいいものから思い切って逃げ出して、何も無いところから見つめなおしてみれば、どれだけ自分の感覚が鈍ってるのかよく分かると思う。
なんか、傷つくのが面倒くさくて惰性でだらだらしてることに、どうしようもなく苛立ってる。
一方では、変化に耐えられるだろうか、と臆病者なのでたじろいでる。
これ以上無駄なものにかまけてる余裕は無いので、近々決断しなければいけないのだが、どうだろうか。