0619

■毎日駅までしょぼい折りたたみ自転車でがしがしと坂道を通勤している。
あまりでかい音で音楽を聴くのは好きじゃない（まわりの音が聞こえないと落ち着かないから）のだけど、どうせ農道だしな、とヘッドフォンをがしゃがしゃ鳴らしてハイスピードで駆けて行くと、なんか感傷的になって涙がだらだら出てくる。
多分、大学の通学路と同じ道だからか。
ろくでもないわたし、ろくでもないじんせいだなぁ、って思ってしまう。しょぼい日常にしょぼくつぶされていくしょぼい自分のことを想う。糞メランコリー。いつまでもこんなんじゃいけない。
少しずつ積み上げられていった不安や迷いや自分でもいかんと思うことを、もっとダイレクトに気づかされてしまって、すっかり打ちのめされた。
わたしはわたしの生きたいように生きてない。いやむしろ、そうゆう風に生きようともしていないところが重要な問題だった。多分、こないだ先生が言ってたことはこのあたりと通じている。
自分が本当に良いと思ったことを、きちんとしようと考える。
打破するにはエネルギーが要るから、そのエネルギーを生み出せるだけの自分になりたいと思う。最近ここらへん、かなり切実だ。
もっと自分にシビアであるべきだった。のに、中途半端に甘えているからいつまでたっても方法論すら生まれなかったんだなぁ、と気づいた。
妥協せず、他人の評価も気にせず、思うままにやってみるか。仕事も、それ以外のことも。苦情が来ても、他人に迷惑さえかからなければいいじゃないか。って、割り切れるかどうか分からないけれど。

自分に厳しくすることが、自分を大事にすることなんだなって、今更目からうろこ。

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相手を大切にしよう、と最近よく思う。
まめが珍しく仕事のことで疲れきっていた。変な客にあたったらしい。
普段あまり怒らない人なので、多分怒りの表し方が分からないのだ、漫画のイメージで鼻からふーんと息をして怒りを表現しているらしい。
この人は本当に、こうゆう人だ。
わたしとは、不純物の混合具合が全く違う。