恐れない

■昼間、面接に行ってきた。
今まで受けた会社の中で、一番品があって質のいい会社だった。
緊張させまいと考慮していただいてるのはよく分かるが、それ故ペースが乱れた。（今まで圧迫面接ばっかりだったから）
兎にも角にも結果は一週間後なので、それまで待つ。

地下鉄乗って駅でちゃめ子と会って、とりあえずモスへ。
その後仕事帰りの牛乳が来て少し話してたら、しばらくしてロミヲもやってきたので飲みに行く。
就活に於いてはみなさん先輩なので、相談してみた。
「これはやばい、失敗したー！」って思った面接で受かるケースが多いらしい。逆に、割と上手くいったと思ったのだと駄目とか。
「半年だよ、半年。半年で見つかって上出来だよ。」と言われ、まだ頑張らなきゃいけないのか、とちらと思ったけど、あたしは短距離の走り方で長距離を走ろうとしてるからうんざりしてるだけなんだな、と気付いた。
参考にしよう。
それから、牛乳の身に起きた怪事件には驚いた。男って怖いな。
牛乳帰宅後は、変態の集団と化した。
ある価値観においてロミヲとちゃめが興奮気味に意気投合していた。基本的にSなんだなと思った。
いかにも場慣れしてるような男（おまけに先のとんがった白いエナメルの靴を履いているようなタイプの男は論外）は興ざめだ、というのには同感。
メガネ最高、もっさり最高、男の尊厳、理性的な人のその強い理性が崩壊する瞬間がいい、などと盛り上がる。
随分酔ってたと思う。
帰りは日中に比べてもうだいぶ肌寒かった。
酔いが覚めてくると、飲む前より頭がはっきりしてきた。
なんだ単純なことじゃないか、と割り切ってしまえることがいくつかあった。
人生なんか、どうせ思い通りにならないことばかりなんだから、シンプルに楽しんでしまえばいいんだ、と思った。
したいならする、したくないならしない、しなければいけないならする、迷ってるならどうせどちらかに転ぶんだろうと運任せにしてみるのも手か。という風に、結局何パターンかしかないのだ。
もっと単純に考えよう。
御託を並べる前に、状況を把握したい。
できることはやっておかないと駄目だな。
現状に満足していない時こそ、失敗を恐れないチャンスかも。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊