消えないようにキズつけて

■塾のバイト。
今日受験生のMちゃんが自己採点の報告とあたしへのお礼を言いに来てくれたことを室長から聞いた。
うれしかった。それだけでよかった。

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自分の分かってる事も、もしかしたら明日分かんなくなるかもしれない。忘れるかもしれない。
だからその瞬間に泣いて笑っておかないと、きっと感覚はどんどん薄れていってしまって、もう二度と触れられなくなってしまうだろう。
息ができないくらい胸が病んでも、もう涙を出せないことに気付いてしまい、しばらく考えて醒めてしまった。
事実は残っても、感情の流れは変わってくものだ。同じようには保てないし、そんな風にできていたらきっと今よりずっと人間は生き辛い。

壊して、積み上げて、見つけて、走って、それだけ。

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音楽はセックスだ！と風呂にも入れず頭に絵の具をつけていた愛すべきサラリーマンであるところのロミオ君が言っていた。
そしてそれを流行らせろ、と言う。新手の陵辱プレイだろうか。
でも、そんなSの皮を被ったMのロミオが好きです。

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